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墨絵イラスト

竹取翁が不思議に輝く竹を伐ってみたら中から綺麗なお姫様と大判小判が出てきてびっくり

和風イラスト・かぐや姫(おとぎ話・昔話)/水墨画イラスト着彩

御伽草子の有名なおとぎ話(昔話)かぐや姫が竹の中から現れるシーンです。
ある日、竹取翁と呼ばれる竹をとって暮らしているおじいさんが不思議に輝く竹を伐ってみたら、中から綺麗な女の子と大判小判が出てきてびっくりしました。
女の子に「かぐや姫」という名前をつけておばあさんと二人で大切に育てました。
かぐや姫は大きくなるとたいそう綺麗な娘に成長しました。
かぐや姫と結婚したいという若者がたくさんやってきます。
中でも熱心な若者が五人いましたが、お嫁に行くつもりのないかぐや姫は、五人の若者それぞれに世にも珍しいものを持ってくるように頼みました。
五人は大冒険をして宝物を探しますが、誰もかぐや姫が望むものを持ってこれませんでした。
そして美しいかぐや姫の噂は帝にも聞こえ、帝がかぐや姫をお妃にしたいと言われます。
おじいさんとおばあさんは喜びますが、かぐや姫は悲しげに毎晩月を眺めて嘆いていました。
訳を聞けば、かぐや姫は「私は月の世界から来たので次の満月の日につきに帰らないといけない」と言いました。
帝は月からの迎えを追い払おうとたくさんの兵士で姫の屋敷を取り囲みましたが、真夜中になると兵士たちは皆眠り込んでしまい、月からの迎えの車に乗ってかぐや姫は月に帰ってしまいました。
あとに残ったおじいさん、おばあさんや帝はたいそう悲しんだということです。

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