なつかしい日本の情景・たけなかアトリエ

2024/07/24 20:05 ブログ

京都の寺町で探し回ったイタチの毛の筆

いつも使っている筆がイタチの毛がなくて廃盤となったので大変困っていました。
前々から京都へ行くことを計画してたので筆の買い出しも。
寺町通の3軒のお店でちょっとずつ買いました。
(ちなみに右端はめちゃ安チャイナ製使い捨てタイプで、これも試しに買ってみたけどあまり使える代物ではなかったです)

福岡から買いに来たというと驚いてましたが、
「イタチの毛がないんですよね?」と聞いたら2軒目のご主人は乗ってきて事情を詳しく教えてくれました。
チャイナのイタチは猫ほどの大きさらしく、その毛でないと筆にならないそうです。
そのイタチがコロナの原因と疑われたため、毛をとる人がみんないなくなってしまったそうです。
職人も生活があるから転職したので毛が全く生産されなくなるのは必然ですね。

ということで、とりあえずちょうど良さそうな筆を2本ずつ購入。このうちのどれかが手に合う筆だと分かれば追加注文します。
でも真ん中の筆は在庫もなくこれが最後の商品でした。

コロナの影響はこんなところにも出てきてるんですね。

京都の寺町で探し回ったイタチの毛の小筆

京都の寺町で探し回ったイタチの毛の小筆

 

2024/07/24 19:58 ブログ

心に神様がいてくださる子供に

子供ができて幼稚園を探していた時、仏教でもキリスト教でもいいので宗教系の幼稚園に行かせたかった。
子供たちに、大きくなって何かで悩んだり迷ったりした時に“判断する基準となる柱(軸)“を持って欲しかったから。
心の中に、問いかける仏様や神様がいる子は間違った方には行かずに幸せになれると思ったからです。
そして近所の無認可のキリスト教プロテスタント系の幼稚園に行かせましたが、子供たちにとってとても良かったと思います。
親として私たち夫婦もとても学べました。
今でも当時の園長先生ご夫妻やお友達の親御さんとの交流も続いています。
昔から、
「お天道様が見てるよ」
「そんなことをしたらご先祖様に申し訳ない」
というのが日本人の判断基準として教わってきたことでした。

2024/07/02 11:53 お知らせ

日本のこどもたちカレンダー|令和7年_2025_calendar_昭和100年

令和7年(2025年)のオリジナルカレンダーを制作いたします。

令和7年は昭和100年でもあります。
昭和の頃の懐かしい絵で、あの頃の元気で活気のあった時代を思い出してください。

元気で育つ子ども達は「未来」です。未来は子ども達が作っていきます。
今以上にたくさんの子ども達が、生き生きと笑顔で暮らす情景が増えてくれることを願っています。

100部以上からはカレンダーの下に名入れカレンダーとして広告刷り込みが可能です。
(広告なしのカレンダーは1部から販売しています)

なつかしく心が温まるイラストのノベルティでお客様の心をほっこりしてもらいます。

お申し込みはチラシをファックス、お問い合わせページから、またはオリジナルカレンダー予約ページからお願いいたします。

日本のこどもたちカレンダー|令和7年_2025_calendar_昭和100年

日本のこどもたちカレンダー|令和7年_2025_calendar_昭和100年

2023/11/30 12:11 お知らせ

カレンダー完売しましたが、委託先にはまだ在庫がございます。

お陰様を持ちまして、12月を待たず私の手元にある「令和6年版・日本のこどもたちカレンダー」は全てなくなりました。
しかしながら委託販売先にはまだ在庫がございます。
料金は同じですが送料は別となります。
もし、お求めの方がございましたら委託先をご連絡差し上げますので、お問合せフォームよりメッセージをお願いいたします。

2023/11/20 19:57 お知らせ

年賀状の本『心に残る和の年賀状 令和辰年版』好評発売中

インプレスの年賀状の本『心に残る話の年賀状〜令和辰年版』に絵を提供しています。

イラストサンプルはこちらからご覧いただけます。

2023/11/20 19:52 お知らせ

もち吉さんのカレンダーを制作しました。12月店頭でもらえます。

もち吉さんのカレンダー、出来上がりをいただきました。
12月から、3,000円くらい買われた方に一人一冊もらえます。(先着順、なくなり次第終了)
詳しくは各店舗でお尋ねください。
今回はタッチを変えて「葦ペンに水彩」「油絵ペインティングナイフタッチ」「木版画タッチ」「和紙の貼り絵」の4種類の表現で制作しました。
毎月タッチが変わるので見飽きないと思います。
もち吉カレンダー2024|表紙や版画タッチ、葦ペン水彩タッチ

もち吉カレンダー2024|表紙や版画タッチ、葦ペン水彩タッチ

 

もち吉カレンダー2024|和紙の貼り絵や油絵風タッチ

もち吉カレンダー2024|和紙の貼り絵や油絵風タッチ

2023/10/17 09:28 お知らせ

懐かしい子供の情景|「日本のこどもたちカレンダー」まだまだ販売中

懐かしい昭和オリジナルカレンダーの個別販売チラシ

懐かしい昭和オリジナルカレンダーの個別販売チラシ

 

いつもオリジナルカレンダーをご注文いただきありがとうございます。
おかげさまで今年もたくさんの広告刷り込みのご注文をいただきました。
改めて御礼申し上げます。

広告刷り込みのご注文は9月いっぱいで締め切らせていただきましたが、広告なしの単品のご注文はまだまだ受付中です。
1部から販売いたしますので、よろしくお願いいたします。

2023/07/04 16:52 お知らせ

「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞

北九州市の「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞しました。
私も施設内イラストや360度シアターのアニメ制作などを手掛けました。

展示内容も素晴らしく、ふるさとに仕事で貢献できて本当に誇りに思います。

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

2023/06/07 19:12 お知らせ

令和6年(2024年)オリジナル名入れカレンダーのごあんない

令和6年(2024年)のオリジナルカレンダーを制作いたします。

企業のノベルティやお世話になった方への暮れのご挨拶、お歳暮用に皆様から喜ばれています。
六曜入りでスケジュールの書き込みがしやすいカレンダーで、販促カレンダーとして最適です。

おじいちゃんの子供の頃はね。おばあちゃんが小さい頃は。といった感じで
昭和の懐かしい子供たちの絵を世代を超えたコミュニケーションのきっかけにしてください。

100部以上からはカレンダーの下に名入れカレンダーとして広告刷り込みが可能です。
(広告なしのカレンダーは1部から販売しています)

なつかしく心が温まるイラストのノベルティでお客様の心をほっこりしてもらいます。

お申し込みはチラシをファックス、お問い合わせページから、またはオリジナルカレンダー予約ページからお願いいたします。

2023/02/08 07:43 ブログ

白駒妃登美さんの教えに触れて

2月7日の火曜日の朝5時から聞いてた白駒妃登美さんの天命追求型の生き方のお話はとても感銘を受けました。

天(お天道様)を感じつつ育ってこられた白駒さん。
白駒さんの幼少期ののお話を聞きながら、柳田國男の『先祖の話』という本に「自分は将来立派なご先祖になる」と言ってるおじいさんのお話が出てきたのを思い出しました。

亡くなって数世代も経つとその御霊は故郷の山や野に溶け込んでご先祖様となって見守ってくれる。
昔の日本人はそれを総称して「お天道様」と言ったんでしょうね。

また、田舎に遊びに行って棚田や段々畑を見るとその石垣を作った昔の人々のことをついつい想像してしまうんですが、そんなことも思い出しました。
両親やお爺さんお婆さん、子供や孫たちがひもじい思いをしないように、豊かに安心して暮らせるようにと願いながら、地域みんなで力を合わせて重機もない中、手作業で石を積み田んぼにしてきたんだろうなぁ。と。
昔に生きたその人たちの思いを感じずに居れません。

その思いを知っていたから、故郷の人を守ろうとして戦に行った若者がいたこともまた、忘れてはいけないと思いました。
今に生きる私たちは名も知れぬ多くの先人たちの築いた礎の上に暮らしてるんですよね。

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また、白駒さんのお話の中ではこんなエピソードもお聞きしました。
子宮頸がんが転移した肺がんで、お医者様から治る見込みがないと言われ、良い細胞も攻撃する抗がん剤治療などは受けずに与えられた寿命を全うしようと決めたところ、お母様から「東京の医者に診てもらって抗がん剤治療も受けてほしい」と泣いて懇願され、それが親孝行になるならと“信念よりも親孝行”を選んだこと。
入院前の二週間で読んだ偉人の話から、『全ての偉人は逆境ののちに偉業をなしている』と気づいて、今の病も明るい未来のために天が与えてくださった試練なんだと心明るく受け入れ、がん細胞にも感謝したところ、抗がん剤治療の前に肺から影がスゥーっと消えていたそうです。

逆境というのは未来の幸福のために天が、ご先祖様が与えてくれている大事なことなんだという学びは心にずっと留めておきたいと思いました。

憂きことは
のち幸(さき)くませと
吾(あ)がもとへ
天が与へし
ことにぞありける

つらいことがあっても、それは後々幸せになるために必要なことだと、私の元へ天が与えてくださっていることなんだなぁ。