なつかしい日本の情景・たけなかアトリエ

お知らせ
2023/07/04 16:52

「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞

北九州市の「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞しました。
私も施設内イラストや360度シアターのアニメ制作などを手掛けました。

展示内容も素晴らしく、ふるさとに仕事で貢献できて本当に誇りに思います。

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

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2023/02/08 07:43

白駒妃登美さんの教えに触れて

2月7日の火曜日の朝5時から聞いてた白駒妃登美さんの天命追求型の生き方のお話はとても感銘を受けました。

天(お天道様)を感じつつ育ってこられた白駒さん。
白駒さんの幼少期ののお話を聞きながら、柳田國男の『先祖の話』という本に「自分は将来立派なご先祖になる」と言ってるおじいさんのお話が出てきたのを思い出しました。

亡くなって数世代も経つとその御霊は故郷の山や野に溶け込んでご先祖様となって見守ってくれる。
昔の日本人はそれを総称して「お天道様」と言ったんでしょうね。

また、田舎に遊びに行って棚田や段々畑を見るとその石垣を作った昔の人々のことをついつい想像してしまうんですが、そんなことも思い出しました。
両親やお爺さんお婆さん、子供や孫たちがひもじい思いをしないように、豊かに安心して暮らせるようにと願いながら、地域みんなで力を合わせて重機もない中、手作業で石を積み田んぼにしてきたんだろうなぁ。と。
昔に生きたその人たちの思いを感じずに居れません。

その思いを知っていたから、故郷の人を守ろうとして戦に行った若者がいたこともまた、忘れてはいけないと思いました。
今に生きる私たちは名も知れぬ多くの先人たちの築いた礎の上に暮らしてるんですよね。

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また、白駒さんのお話の中ではこんなエピソードもお聞きしました。
子宮頸がんが転移した肺がんで、お医者様から治る見込みがないと言われ、良い細胞も攻撃する抗がん剤治療などは受けずに与えられた寿命を全うしようと決めたところ、お母様から「東京の医者に診てもらって抗がん剤治療も受けてほしい」と泣いて懇願され、それが親孝行になるならと“信念よりも親孝行”を選んだこと。
入院前の二週間で読んだ偉人の話から、『全ての偉人は逆境ののちに偉業をなしている』と気づいて、今の病も明るい未来のために天が与えてくださった試練なんだと心明るく受け入れ、がん細胞にも感謝したところ、抗がん剤治療の前に肺から影がスゥーっと消えていたそうです。

逆境というのは未来の幸福のために天が、ご先祖様が与えてくれている大事なことなんだという学びは心にずっと留めておきたいと思いました。

憂きことは
のち幸(さき)くませと
吾(あ)がもとへ
天が与へし
ことにぞありける

つらいことがあっても、それは後々幸せになるために必要なことだと、私の元へ天が与えてくださっていることなんだなぁ。


お知らせ
2023/01/20 20:58

和歌の世界|しきしまの道のたのしみ

和歌(短歌)の勉強を始めて五年になります。
なかなか上達もしませんし、良い歌なんて詠めないんですが、それでもとても楽しく学びがあります。
なにしろ、一千年以上前に生きた人の心や感動が和歌を通して今生きている私にもそのまま伝わってきてその心に寄り添うことができる。
これは日本人の大発明だと思います。
それと、心を鍛えられるんです。
天皇陛下をはじめご皇室の方々も和歌を学ぶことで心を磨かれているそうです。

心を鍛えるには言葉を鍛えるしかない。
言葉を鍛えるには歌を詠むことだ。

これは占部賢志先生がおっしゃった言葉です。

確かに歌を詠むときに、つい素直なままではなく「かっこよく詠んでやろう」とか、「上手と思われたい」という我欲が出てきます。
するとその我欲そのものが歌に出てきてしまって、後から振り返ってとても恥ずかしくなります。

素直に詠むのって本当に難しいですね。
ちなみに歴代の天皇陛下の御製(ぎょせい=天皇が詠まれた和歌のこと)はとてもわかりやすく、技巧を凝らすのではなく素直に読まれていますが、やってみるとこれが実に難しいことに気づきます。

先日は皇居において「歌会始」がありました。
和歌を学び始めて、私も詠進歌を提出しています。
当然端にも棒にもか辛いんですが、それでも必ず全ての歌に天皇陛下が目を通してくださると聞いたので、それを励みに提出しました。

歌を詠むときに、文語調の方が言葉が整いやすいんですが馴染みがないので難しい。
そんなときに気づいたのが昔の童謡や唱歌。
昔の歌の歌詞は文語調で格調高いものが多く、その歌詞に親しむことが和歌にもきっと役立つと思い、前よりももっと唱歌が好きになりました。

もっともっと精進して和歌の世界の楽しさを味わいたいと思います。

早春賦

早春賦

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2021/12/26 19:36

本質を学びたい

最近、特に思うのは「真理」「本質」というものを学ぶ大切さ。
仕事のこと、社会のいろんな課題、人間関係、これから目指すべきこと…そんないろいろな悩みや判断に迷った際に、基準となるものを持っていればきっと間違うことはないと思います。
ところが、そもそもそんな真理、本質的なことってなんなんだ?
それを教えてくれる人を探し、どうすればそれが身につくのかを学ばなければ、もし間違って変な基準を持ってしまうとむしろ害悪でしかない。
でも最近ようやく、何をどのように学ぶといいのかが少し見えてきた気がします。
皇居勤労奉仕に参加したり、日本の歴史や古典や和歌について学んでいるのは、一見遠回りのようで実はその中に物事の本質があると思うから。
昨日は今年最後の和歌を学ぶ会『和道塾』がありました。
和歌を学んでいるというと、ほとんどの方から「雅な趣味ですね〜」などとカルチャースクール的なことをやってると思われますが、この会は歌を学ぶことで歌に込められた想いや自分の心の奥深くと向き合う学びの場です。
心がすごく鍛えられます。
そして、過去や現在の方々の素晴らしさに出会えます。
まだまだ参加者が少ない小舟のような勉強会ですが、『本物』の先生からの学びは少ない人数だけで受け取るのは本当にもったいない。
来年からも楽しく学びつつ気付いたら本質に近づいているような学びをしていきたいと思います。
一緒に学びたいという方がたくさんきて欲しいので、もし興味がありましたら一度参加してください。
決して難しくないですし、むしろ面白くて楽しい会です。
次回は令和4年2月23日の天皇誕生日にカルタ大会などをしながら学ぶ予定です。

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2021/04/12 19:48

たけのこ掘り

今朝、早朝から助っ人頼まれてたけのこ掘りしてきました。
初めて掘るという方もいたので、掘り方を説明していくつか掘った後で、
あとは頭だけ出ているたけのこを探しては、
未体験の方に場所を教えて掘っていただきました。
皆さんすごく楽しんで大漁のたけのこを持ち帰ってました。
最後に茹でかたのコツと保存の方法もお伝えしたので今日は皆さんで頑張って茹でていると思います。
我が家でも残った灯油を消費するためにストーブでコトコト茹でて冷ましてます。

茹でかたのコツは弱火でいいので割と長めに茹でることと、茹でたあとは自然に冷めるまで鍋の中で冷ますこと。
ぬかがない時は一掴みのお米を入れたら代わりになります。

保存は調理に使うくらいにカットしたあと、超薄味の醤油味で煮て、煮汁ごとジップロックに入れて冷凍しておけば一年中楽しめます。

根元の綽々した部分は短冊に切ってラッキョウ酢に漬けても美味しいです。
おためしを。

たけのこ,

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2021/03/29 14:39

和歌を読む会でハイキング

満開の桜と桜吹雪が美しい霜山との壱岐神社に集って和歌を作りました

和歌を読む会の集まり、スピンオフで下山門駅に集合し、壱岐神社や元寇防塁跡、生の松原などを散策し、その後は山本さんのお家で酒盛りが始まりました。
こんな楽しい会はやっぱりやらなくちゃ、引きこもってばかりはいられませんね。

御社に舞ひ降るさくらの花びらを追ひて駆けゆく童愛らし

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2020/09/18 16:35

李登輝さんが私の絵を見てくださっていた

今日、感激する写真を目にしました。
先日、惜しくもお亡くなりになった台湾の李登輝元総統閣下が、なんと私が毎月描かせていただいている冊子を見てくださっていたとのことで、実際にその冊子を手にした写真を見つけました。
撮影した方にお願いしてお写真を譲り受け、掲載許可も快く承諾くださいましたのでここにアップさせていただきます。
李登輝閣下とは生前にお会いすることは叶いませんでしたが、こうして絵を通して繋がっていたことが分かっただけでも、大いに励みになります。
これからまた頑張る元気をもらいました。
写真をお送りくださった坂元様、ありがとうございました。
李登輝, 日本の息吹, 台湾, 日本精神,

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2020/07/20 09:46

2021年、オリジナル名入れカレンダー

令和3年(2021年)のオリジナルカレンダーを今回も制作いたします。

企業のノベルティやお世話になった方への暮れのご挨拶用に皆様から喜ばれています。
六曜入りでスケジュールの書き込みがしやすいカレンダーです。
子供たちの楽しくどこか懐かしい絵柄は世代を超えて親しまれ、必ず飾ってもらえると好評です。

コロナウイルスで見直される家族の暖かさを感じるカレンダーをどうぞ。

お申し込みはチラシをファックス、お問い合わせページから、またはオリジナルカレンダー予約ページからお願いいたします。

令和3年(2021年)版のオリジナル名入れカレンダー「日本のこどもたちカレンダー」予約販売中

 

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2020/06/04 20:54

うれしいはなし

こんなことってあるんだなぁ。

長く続いた仕事が昨年突然なくなって落ち込んだけど、今年は全く別のルートから同じ仕事の依頼がきてびっくり。

それまで依頼してくれていた会社に経緯を説明したら「どうぞやってください」と快諾してくださったので、また今年から関われることに。

結構大きなお仕事だったのですっごく嬉しいけど、もう来ないと思って別の仕事を受けてたので、スケジュールが大丈夫かちょっとドキドキしてます。

コロナでいろんな予定が吹っ飛んだのも少し助かってる。。。なんて言ったら叱られるかなぁ。

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2020/05/09 13:33

母の日

母の日(mothers day)にお母さんにお花を選んで贈れるのって幸せですね。


今年はコロナの影響で母の日ではなく「母の月」として、5月の内にお花でも送ろうと思っていたら案外早く1日前の今朝届いたそうです。

さっそく今朝両親から電話があり、元気な声が聞けたので安心しました。
両親が元気でいてくれて、お花を贈ることができるのが感謝です。

先日は長男から妻に「お母さんが毎夕、一汁三菜を必ず作ってたのってすごいことだったんだね」と電話がありました。
長男も一人暮らしで自分で作るようになって、おかずを3品毎日考えて作ってきた母親に驚嘆したようです。
ちゃんと言葉にして電話をかけてくる長男も立派だなぁと思いました。
自分は母にも妻にもそのような感謝を言葉にして伝えたことがなかったので、大いに恥じ入り反省しました。

今日も仕事をしながらラジオを聞いていると「母の日特集」で演歌ばかりかかってます(笑)

妻から「お母さんはどんな音楽が好きなの?」と聞かれましたが、考えてみたら母がどんな歌手や音楽ジャンルが好きかなど聞いたこともありませんでした。
父は映画音楽やタンゴのレコードを持っていたのでなんとなくその辺が好きなのだろうとは思いますけど、母はテレビもラジオもチャンネル権を主張することもないので、どんな音楽が好みなのか全く知らないことに今更ながら自分にびっくりです。

今度、機会を見つけて聞いてみようかな。

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