なつかしい日本の情景・たけなかアトリエ

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2020/01/20 13:03

あぶりだし

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【あぶりだし】
みかんの汁を絞って半紙に絵を描いたら乾かしてストーブで炙ります。
しばらく炙っているとじわじわと絵が現れてきました。
面白くなってお姉ちゃんや妹と一緒にいろいろ描きました。
弟は漫画を見ながらコタツの中でお昼寝してました。

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2019/11/06 11:05

技術評論社「新春を寿ぐ 和の趣年賀状 子年版」2020年 令和2年

今年も技術評論社子年版の年賀状の本にもイラストを提供いたしました。
令和になって初めてのお正月。
子供達のお正月の遊びや情景を描いています。

技術評論社「新春を寿ぐ 和の趣年賀状 子年版」2020年 令和2年

技術評論社「新春を寿ぐ 和の趣 年賀状 子年版」2020年年賀状 素材集 令和2年 技術評論社「新春を寿ぐ 和の趣 年賀状 子年版」2020年年賀状 素材集 令和2年

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2019/10/16 10:55

年賀状の本に絵を描きました

今年も子年版の年賀状の本にイラストを提供いたしました。
令和になって初めてのお正月。
絵も令和にちなんだ太宰府での梅花の宴や曲水の宴を描いています。

「心に残る和の年賀状 令和子年版」インプレス刊


令和初めてのお正月にちなみ太宰府の梅花の宴や曲水の宴を描きました

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2019/10/16 10:43

母への感謝

今日は母の傘寿の誕生日。
子供の頃から多動性の問題児だった私のことで苦労をかけてきました。
教育書や宗教や倫理の団体、優れた師を求めてその対処を模索し学び続けてきた母。
今も元気でいてくれることが本当にありがたいです。
仕事のモチベーションも両親に喜んでもらいたいというのが大きいですね。
今日も頑張ろうっと。

手に負へぬ我を真直ぐに育てむと慈愛たまへる母は八十歳(やそとせ)

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2019/10/05 10:23

嬉しい恩師からの返信

小学1〜2年の時に担任してくださった恩師に、ささやかなお土産を添えて皇居勤労奉仕へ行ったご報告のお手紙をお送りいたしました。
するとすぐに、とても感激と喜びのつまったあたたかいお返事が届きました。
心からうれしくなり、何度も何度もその文面を読み返しました。

幼き日教へ受けたる恩師へと皇居奉仕の便りを送る

あなうれし勤労奉仕の報告に慶びませる師の便りあり

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2019/09/30 18:40

心を鍛える和歌作り

この度、皇居勤労奉仕に行ってまいりました。
私たちの勤労奉仕団は、ただ皇居へ行って清掃活動する物見遊山のような団ではありません。
参加する前には何度もご皇室や日本の歴史について学び、また和歌についてもたくさん勉強してきました。
奉仕団団長の窪山忠成さんはかつて師である占部賢志先生から「心を鍛えるには言葉を鍛えなければならない。そして言葉を鍛えるには和歌を詠むのが一番だ」と教わったそうです。

なぜ和歌を詠むことが言葉を鍛え、心を鍛えることにつながるのか?

学びの中で実際に和歌を作ってみるうちにだんだんとその意味がわかってきました。
和歌を詠んでみるとわかるのですが、三十一文字の中で表現するのは簡単なことではありません。
しかも和歌を作るには、幾つかのルールがあります。
その中で最も大切なのは、自分の感じたことをそのまま素直に詠むことです。
自分を良く見せようとして使い慣れない言葉や技巧的な言葉を使って偉そうに見せる心を取りさらなければなりません。
これが簡単ではない。
素直な心を三十一文字の中に収めるためには、いったい自分は何に感動したのか。どんどん心と向き合い掘り下げていかなければなりません。
そうして心に向き合い短い調の中に整えていく過程で、どんどんと心の鎧が剥がされていく気がしてきます。

ああ、このことが心を鍛えるということか。と思いました。

そんな学びを続けていくうちに、気付くこともたくさんあります。
例えば歴代の天皇陛下の詠まれた御製はどれもとてもシンプルで難しい言葉も使わず、まるで高校生が作ったのかというような歌がたくさんあります。

でも、私たちに和歌を教えてくださる小柳左門先生は「一見簡単でシンプルに見えるこのような歌を作るのは、実はとても難しいことなんだよ」とおっしゃいました。

今の日本では、心が不安定な人が引き起こすニュースに溢れています。
荒れたり閉ざしたりしている子供たちの心も心配です。

小柳左門先生のような方に和歌を作ることを教わると、大人も子供も気付かぬうちに心が素直になり、そして鍛えられていくような気がします。

来週10月11日もまた先生に学ぶ和歌の塾が行われます。
興味ある方はご連絡ください。

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2019/09/17 10:57

原点は、いわさきちひろ

イラスト、デザインの世界に入ってもう40年近くになろうとしています。

子供の頃から絵を描いたり工作するのが好きで、幼稚園の頃は粘土遊びと厚紙の工作、裏が白いチラシがあると必ず絵を描いている子でした。
いま思い返してみると、思いついたら後先考えず行動に移す学習障害的な子だったと思います。
親も先生もかなり手を焼いたようで、母が子育ての雑誌も購読していたように記憶しています。
その表紙絵を描いていたのが “いわさきちひろ” で、毎月その絵を見るともなく見ていました。

それを思い出したのは中学3年の頃。
クラスの女子がいわさきちひろの絵のついた便箋か何かを持ってきていて、その絵をたまたま見たときに自分の幼稚園の頃の思い出がフラッシュバックして蘇りました。

その時の衝撃は今もありありと覚えています。

理系クラスで工業大学受験を目指していた高校3年の晩秋、最後の三者面談でいよいよ受験する大学を決めるというときに、中3の衝撃が忘れられなかった私は「絵を描く方向にいきたい」と初めて親と担任に伝えました。

そこからしばらくは周囲は大変でしたが『自分の描いた絵で誰か一人でも同じような体験をしてくれる人がいたら。そんな絵を描く仕事をしたい』という思いは断ちがたく、最後は親も折れてくれて進路変更。そして今に至ります。

私が子どもの絵を描くのは自分自身の子供時代の楽しかった思い出もそうですが、同じように今を生きる子供たちにもそんな楽しい時間を過ごして欲しいという願いがモチベーションになってます。

自分に子供が生まれ、その子育てをしていきながら同時に学校広報の仕事も増えていき、子育てや教育に公私ともに関心を寄せてかなり勉強してきましたし、子育てで実践もしてきました。
学校広報だけでなく、さまざまなデザイン制作にも、その思いをベースにしたことで予想以上の結果を出すことができたし、いまもできていると思っています。

未来という言葉の原点は「子供」だと思います。

子供たちがちゃんと育って、その子達が作り出すのが『未来』です。
今、子供たちを取り巻く環境は決して楽観できるものではなく、心痛むニュースも連日流れてきます。
こんな状況をどうにかできる力なんて全くありませんが、子供達が楽しく豊かに過ごす絵を描くことで、何かを思い出してくれる人がいたらいいなぁと思いつつ、今日も絵を描いています。


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2019/09/13 16:52

日本人として

いよいよあと10日に迫った皇居勤労奉仕。
今年は小柳左門先生、白駒妃登美さんも加わっての記念すべき奉仕団となりました。

皇居勤労奉仕とは終戦後にまだGHQによって占領されていた時に、決死の覚悟で戦火に荒れた皇居を片付けようと若者たちが手弁当で始めた奉仕活動で、昭和20年12月よりこれまで一度も途切れることなく全国からボランティアで続いています。

物見遊山で行くわけではないので事前に日本と御皇室の歴史や和歌を学び、研修中も全員で勉強会が行われます。

今回はいつもお願いしている麗澤大学の橋本富太郎先生だけでなく、原土井病院院長で和歌や日本の文化、歴史の御著書も多い小柳左門先生や、同じく歴史の御著書も多数著された博多の歴女、白駒妃登美さんの講義も聞ける予定です。

デザイナー、イラストレーターとして仕事をする上で、一見関係なさそうに思える活動ですが、デザインという仕事はどんな業種の方とも関わる仕事であるため、仕事をする上で自分の中に一つの柱がなければ難しいことが多々あります。

私の場合はその基準が「愛国心」なのではないかと思っています。
それは右翼とかネトウヨとかいうものではなく、純粋に自分の生まれ育ったこの日本という国を愛し、自分もその一員でいたいという願いです。

日本に生まれただけで国籍は日本人になれたとしても、日本語という国語を学び、歴史を学び、学んだことを実践しなければ真の日本人とは言えないのではないかと、学びを深めるたびに思います。

仕事で関わる人や会社に対しても、私が関わることでそこで働いたり関わる人が幸せになるのか?
それが一番大切な想い。
関わる人が幸せであればそれは日本人の幸せに繋がります。
そういう小さなことでも貢献できればご先祖様や御皇室に少しでもご恩返しができるのではないか。

日本という国柄は、天皇様と国民がまるで親子のようにお互いを思い合い、お互いの心を汲み、睦み合う。そんな家族のような国だと思います。

そんな国になるように、自分のできることを捧げられれば幸せです。

 

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2019/09/08 19:23

朝倉復興支援おきあがりこぼし展に出展します

九州北部豪雨被災地への復興支援のため、あさくら杉でつくったおきあがりこぼしをアート作品として制作して販売益を復興に充てるイベントに誘われたので出品することにしました。

九州北部豪雨被災地へ、いろんな作家さんが朝倉杉でつくったおきあがりこぼしをベースに作品として制作して販売益を復興に充てるイベントに誘われたので出品することにしました。

■会期・会場

◯北九州展[展示・販売・ワークショップ]

西日本総合展示場本館・中展示場「第41回西日本陶磁器フェスタ」

(北九州市小倉北区浅野町3-8-1)

 2019年9月19日(木)~23日(月)10:00~17:30(最終日のみ17:00まで)

 

◯福岡展[展示・販売・ワークショップ]

イムズプラザ[イムズB2F] 福岡市中央区天神1-7-11-B2F

2019年9月27日(金)~29日(日)10:00~20:00 入場無料


くわしくはこちら。
「朝倉復興支援あさくら杉おきあがりこぼし展2019」

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2019/08/24 13:47

小柳左門先生の新刊紹介

小柳左門先生のポケット万葉集

小柳左門先生の新しいご著書が致知出版社から発売されます。

アマゾンで予約できそうです。

いまから1,200年前に編纂された 日本最古の歌集『万葉集』。 ただいま予約受付中の 『ポケット万葉集』(小柳左門・著)は、 半世紀以上もの間、 『万葉集』に魅せられてきた著者が、 初めて読む人にも親しみやすいよう、 一つひとつの和歌やその背景をやさしく、 魅力的にひも解いた一冊。 20巻、約4,500首にも及ぶ和歌の中から、 特に現代の人に伝えたい296首を厳選しました。 自然を詠んだ歌、恋愛を中心に人と親しむ歌、 亡くなった人を偲ぶ歌など、和歌の特徴ごとに分類し、 味わい深い解説を加えています。 『万葉集』の特徴の一つに、 皇室から名もなき一般の民衆まで、 老若男女あらゆる階層の人々の歌が 収録されている点が挙げられます。 千年年以上経ったいまもなお、 私たちを魅了するのは生きていく上での 喜びや悲しみが31文字に凝縮され、 素直に表現されているからだと著者はいいます。 何千年にもわたって紡がれてきた人々の想いを 声に出して読む時、歌はますますその命を輝かせ、 読む人の心を動かすことでしょう。 巻末には、本書に収録された 296首の索引つき。 新元号「令和」の典拠として、 日本人なら一度は読んでおきたい国民的歌集に、 ポケット古典シリーズを通して 親しんでいただければと願います。

…………………… 著者はしがきより ……………………

万葉集の第一に素晴らしいところは、 皇室や宮中の方々の和歌はもちろんですが、 一般の民衆が作った素朴な和歌もあわせ、 老若男女あらゆる階層の人びとの歌が集められ、 国民的歌集ともいうべき壮大な合唱曲のような様相を 呈しているところです。 驚くことに乞食の歌まであるのですから。 世界にこのような詩歌集は 万葉集以外にはないのではないでしょうか。 つまり日本は、人の真心を詠う和歌という価値については、 人々の垣根や身分差をのりこえて 平等の世界を実現しようとした、 文字通り「和」を貴ぶ国であったとも言えるでしょう。 (略) 万葉集にはじめる和歌の歴史は 日本文化の中心ともいえるものですから、 その内容は膨大です。 しかし現代になっても、依然として万葉集が もっとも燦然として光をはなっているのは、 何といっても人の心が素直で純粋であり、 現実の人生を生きていく中での喜びも悲しみも、 楽しみも苦しみも、全ての情感の根本が 歌に込められているからでありましょう。 かつまたその魅力は、万葉集のもつ 大和言葉の調べの美しさ、豊かさにあります。 一首の歌がひとつの音楽のように 心に響いてくるのです。 島木赤彦という歌人が 「事象に息を吹き入れるものは声調である」 と述べているように、 歌の調べを声に出して読み上げるとき、 歌はますますその命を耀かせるのです。 歌の意味は少々理解できなくとも、 その調べに心が動かされるのです。 ですから、この本を手にされる方は、 ぜひとも声に出して、あるいは、心の中で口ずさんで、 歌を読んでいただきたいのです。 それもくり返し読むほどに、 味わいは深くなります。 このようにして、読み味わうと、 万葉集という歌集が、荘大で堂々とした歌から、 美しく繊細な歌まで、さまざまな姿を見せ、 そこかしこに様々な花が咲き匂っていることに 気づいていただけると思います。

『ポケット万葉集』  小柳左門・著 定価=本体1,300円+税