なつかしい日本の情景・たけなかアトリエ

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2019/09/13 16:52

日本人として

いよいよあと10日に迫った皇居勤労奉仕。
今年は小柳左門先生、白駒妃登美さんも加わっての記念すべき奉仕団となりました。

皇居勤労奉仕とは終戦後にまだGHQによって占領されていた時に、決死の覚悟で戦火に荒れた皇居を片付けようと若者たちが手弁当で始めた奉仕活動で、昭和20年12月よりこれまで一度も途切れることなく全国からボランティアで続いています。

物見遊山で行くわけではないので事前に日本と御皇室の歴史や和歌を学び、研修中も全員で勉強会が行われます。

今回はいつもお願いしている麗澤大学の橋本富太郎先生だけでなく、原土井病院院長で和歌や日本の文化、歴史の御著書も多い小柳左門先生や、同じく歴史の御著書も多数著された博多の歴女、白駒妃登美さんの講義も聞ける予定です。

デザイナー、イラストレーターとして仕事をする上で、一見関係なさそうに思える活動ですが、デザインという仕事はどんな業種の方とも関わる仕事であるため、仕事をする上で自分の中に一つの柱がなければ難しいことが多々あります。

私の場合はその基準が「愛国心」なのではないかと思っています。
それは右翼とかネトウヨとかいうものではなく、純粋に自分の生まれ育ったこの日本という国を愛し、自分もその一員でいたいという願いです。

日本に生まれただけで国籍は日本人になれたとしても、日本語という国語を学び、歴史を学び、学んだことを実践しなければ真の日本人とは言えないのではないかと、学びを深めるたびに思います。

仕事で関わる人や会社に対しても、私が関わることでそこで働いたり関わる人が幸せになるのか?
それが一番大切な想い。
関わる人が幸せであればそれは日本人の幸せに繋がります。
そういう小さなことでも貢献できればご先祖様や御皇室に少しでもご恩返しができるのではないか。

日本という国柄は、天皇様と国民がまるで親子のようにお互いを思い合い、お互いの心を汲み、睦み合う。そんな家族のような国だと思います。

そんな国になるように、自分のできることを捧げられれば幸せです。