なつかしい日本の情景・たけなかアトリエ

2023/07/04 16:52 お知らせ

「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞

北九州市の「平和のまちミュージアム」が『第7回日本展示学会賞』を受賞しました。
私も施設内イラストや360度シアターのアニメ制作などを手掛けました。

展示内容も素晴らしく、ふるさとに仕事で貢献できて本当に誇りに思います。

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

北九州市小倉の旧小倉工廠趾にできた「平和のまちミュージアム」にアニメ製作しました

2023/06/07 19:12 お知らせ

令和6年(2024年)オリジナル名入れカレンダーのごあんない

令和6年(2024年)のオリジナルカレンダーを制作いたします。

企業のノベルティやお世話になった方への暮れのご挨拶、お歳暮用に皆様から喜ばれています。
六曜入りでスケジュールの書き込みがしやすいカレンダーで、販促カレンダーとして最適です。

おじいちゃんの子供の頃はね。おばあちゃんが小さい頃は。といった感じで
昭和の懐かしい子供たちの絵を世代を超えたコミュニケーションのきっかけにしてください。

100部以上からはカレンダーの下に名入れカレンダーとして広告刷り込みが可能です。
(広告なしのカレンダーは1部から販売しています)

なつかしく心が温まるイラストのノベルティでお客様の心をほっこりしてもらいます。

お申し込みはチラシをファックス、お問い合わせページから、またはオリジナルカレンダー予約ページからお願いいたします。

2023/02/08 07:43 ブログ

白駒妃登美さんの教えに触れて

2月7日の火曜日の朝5時から聞いてた白駒妃登美さんの天命追求型の生き方のお話はとても感銘を受けました。

天(お天道様)を感じつつ育ってこられた白駒さん。
白駒さんの幼少期ののお話を聞きながら、柳田國男の『先祖の話』という本に「自分は将来立派なご先祖になる」と言ってるおじいさんのお話が出てきたのを思い出しました。

亡くなって数世代も経つとその御霊は故郷の山や野に溶け込んでご先祖様となって見守ってくれる。
昔の日本人はそれを総称して「お天道様」と言ったんでしょうね。

また、田舎に遊びに行って棚田や段々畑を見るとその石垣を作った昔の人々のことをついつい想像してしまうんですが、そんなことも思い出しました。
両親やお爺さんお婆さん、子供や孫たちがひもじい思いをしないように、豊かに安心して暮らせるようにと願いながら、地域みんなで力を合わせて重機もない中、手作業で石を積み田んぼにしてきたんだろうなぁ。と。
昔に生きたその人たちの思いを感じずに居れません。

その思いを知っていたから、故郷の人を守ろうとして戦に行った若者がいたこともまた、忘れてはいけないと思いました。
今に生きる私たちは名も知れぬ多くの先人たちの築いた礎の上に暮らしてるんですよね。

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また、白駒さんのお話の中ではこんなエピソードもお聞きしました。
子宮頸がんが転移した肺がんで、お医者様から治る見込みがないと言われ、良い細胞も攻撃する抗がん剤治療などは受けずに与えられた寿命を全うしようと決めたところ、お母様から「東京の医者に診てもらって抗がん剤治療も受けてほしい」と泣いて懇願され、それが親孝行になるならと“信念よりも親孝行”を選んだこと。
入院前の二週間で読んだ偉人の話から、『全ての偉人は逆境ののちに偉業をなしている』と気づいて、今の病も明るい未来のために天が与えてくださった試練なんだと心明るく受け入れ、がん細胞にも感謝したところ、抗がん剤治療の前に肺から影がスゥーっと消えていたそうです。

逆境というのは未来の幸福のために天が、ご先祖様が与えてくれている大事なことなんだという学びは心にずっと留めておきたいと思いました。

憂きことは
のち幸(さき)くませと
吾(あ)がもとへ
天が与へし
ことにぞありける

つらいことがあっても、それは後々幸せになるために必要なことだと、私の元へ天が与えてくださっていることなんだなぁ。


2023/01/20 20:58 お知らせ

和歌の世界|しきしまの道のたのしみ

和歌(短歌)の勉強を始めて五年になります。
なかなか上達もしませんし、良い歌なんて詠めないんですが、それでもとても楽しく学びがあります。
なにしろ、一千年以上前に生きた人の心や感動が和歌を通して今生きている私にもそのまま伝わってきてその心に寄り添うことができる。
これは日本人の大発明だと思います。
それと、心を鍛えられるんです。
天皇陛下をはじめご皇室の方々も和歌を学ぶことで心を磨かれているそうです。

心を鍛えるには言葉を鍛えるしかない。
言葉を鍛えるには歌を詠むことだ。

これは占部賢志先生がおっしゃった言葉です。

確かに歌を詠むときに、つい素直なままではなく「かっこよく詠んでやろう」とか、「上手と思われたい」という我欲が出てきます。
するとその我欲そのものが歌に出てきてしまって、後から振り返ってとても恥ずかしくなります。

素直に詠むのって本当に難しいですね。
ちなみに歴代の天皇陛下の御製(ぎょせい=天皇が詠まれた和歌のこと)はとてもわかりやすく、技巧を凝らすのではなく素直に読まれていますが、やってみるとこれが実に難しいことに気づきます。

先日は皇居において「歌会始」がありました。
和歌を学び始めて、私も詠進歌を提出しています。
当然端にも棒にもか辛いんですが、それでも必ず全ての歌に天皇陛下が目を通してくださると聞いたので、それを励みに提出しました。

歌を詠むときに、文語調の方が言葉が整いやすいんですが馴染みがないので難しい。
そんなときに気づいたのが昔の童謡や唱歌。
昔の歌の歌詞は文語調で格調高いものが多く、その歌詞に親しむことが和歌にもきっと役立つと思い、前よりももっと唱歌が好きになりました。

もっともっと精進して和歌の世界の楽しさを味わいたいと思います。

早春賦

早春賦

2022/12/10 19:25 お知らせ

もち吉さんでお買い物したらカレンダーもらえます

毎年製作させていただいている「もち吉」さんのカレンダーができ上がっています。
3,500円ほどお買い物された方に一冊プレゼントされますので、ぜひお店に行ってみてください。
(詳細はお店にお聞きください)
数に限りがあるのでお早めにどうぞ。

2022/10/19 20:20 お知らせ

令和5年(2023年)和の年賀状・卯歳版が発売中

今年も「心に残る話の年賀状 令和卯年版/インプレス刊」にイラストを提供いたしました。
全国書店で販売中です。
Amazonはこちら
心に残る話の年賀状 令和卯年版/インプレス刊

令和5年(2023年)卯年の年賀状素材集

令和5年(2023年)卯年の年賀状素材集

 

令和5年(2023年)卯年の年賀状素材集

和の年賀状・卯歳版/掲載ページ



和の作品で格調高いこだわり年賀状
本格的な和の作家による年賀状。特集に、歌川広重・森徹山・竹内栖鳳のうさぎの名画年賀状と葛飾北斎年賀状。「鳥獣戯画」年賀状では、甲巻の物語も辿りながら楽しめます。作家年賀状は、書や日本画などの作家たちが共演。様々な作品が勢ぞろい。付録に実物ミニカレンダー「心華やぐ日本風景 花めぐり」付き。その他、ぽち袋やSNS挨拶用のスタンプ風素材、毛筆フォントの特典も。画像データは筆ぐるめ、筆まめといったソフトで読み込み可能。付属ソフトにWin/Mac対応の「筆結び2023」も収録。データはダウンロードと付属DVD-ROMで提供。

2022/08/11 13:12 お知らせ

令和5年(2023年)オリジナル名入れカレンダーのごあんない

令和5年(2023年)のオリジナルカレンダーを制作いたします。

企業のノベルティやお世話になった方への暮れのご挨拶用に皆様から喜ばれています。
六曜入りでスケジュールの書き込みがしやすいカレンダーです。
おじいちゃんの子供の頃はね。おばあちゃんが小さい頃は。といった感じで
昭和の懐かしい子供たちの絵を世代を超えたコミュニケーションのきっかけにしてください。

100部以上からはカレンダーの下に名入れ)広告刷り込みが可能です。
広告なしのカレンダーは1部から販売しています。

コロナウイルスで見直される家族の暖かさを感じるカレンダーをどうぞ。

お申し込みはチラシをファックス、お問い合わせページから、またはオリジナルカレンダー予約ページからお願いいたします。

令和5年(2023年)オリジナルの名入れカレンダー|昭和レトロの童画カレンダー

令和5年(2023年)オリジナルの名入れカレンダー|昭和レトロの童画カレンダー

2022/04/20 13:09 お知らせ

ふるさと北九州「平和のまちミュージアム」に絵を描きました

令和4年4月19日 北九州小倉北区に『平和のまちミュージアム』がオープンしました。
戦争の悲惨さや平和の大切さ,命の尊さを考えるため、戦時下の市民の暮らしや戦後復興を果たしたまちの姿を伝える展示のミュージアムです。
その中の『360度のシアター』では昭和20年8月8日の八幡の大空襲の悲惨さ、翌9日には原爆を搭載した爆撃機が小倉上空を飛来した後、長崎に向かった物語を音や振動とともに追体験できるアニメーションが上映され、その原画制作に関わりました。
加えて、出征軍人や国防婦人会に関するイラストも描いてます。

2022/02/28 15:40 お知らせ

絵本ができました!

私が絵を担当した絵本、「絵本で知ろう二十四節気」シリーズの「冬」が文研出版より3月発売になりました。
購入はこちらから

絵本で知ろう 二十四節気 冬 表紙

「絵本で知ろう二十四節気」表紙

 

絵本で知ろう二十四節気 冬

絵本の中面

 

2021/12/26 19:36 ブログ

本質を学びたい

最近、特に思うのは「真理」「本質」というものを学ぶ大切さ。
仕事のこと、社会のいろんな課題、人間関係、これから目指すべきこと…そんないろいろな悩みや判断に迷った際に、基準となるものを持っていればきっと間違うことはないと思います。
ところが、そもそもそんな真理、本質的なことってなんなんだ?
それを教えてくれる人を探し、どうすればそれが身につくのかを学ばなければ、もし間違って変な基準を持ってしまうとむしろ害悪でしかない。
でも最近ようやく、何をどのように学ぶといいのかが少し見えてきた気がします。
皇居勤労奉仕に参加したり、日本の歴史や古典や和歌について学んでいるのは、一見遠回りのようで実はその中に物事の本質があると思うから。
昨日は今年最後の和歌を学ぶ会『和道塾』がありました。
和歌を学んでいるというと、ほとんどの方から「雅な趣味ですね〜」などとカルチャースクール的なことをやってると思われますが、この会は歌を学ぶことで歌に込められた想いや自分の心の奥深くと向き合う学びの場です。
心がすごく鍛えられます。
そして、過去や現在の方々の素晴らしさに出会えます。
まだまだ参加者が少ない小舟のような勉強会ですが、『本物』の先生からの学びは少ない人数だけで受け取るのは本当にもったいない。
来年からも楽しく学びつつ気付いたら本質に近づいているような学びをしていきたいと思います。
一緒に学びたいという方がたくさんきて欲しいので、もし興味がありましたら一度参加してください。
決して難しくないですし、むしろ面白くて楽しい会です。
次回は令和4年2月23日の天皇誕生日にカルタ大会などをしながら学ぶ予定です。